ベビーベッドができるまで


ヤマサキは創業以来、安全性・安心感・品質にこだわり、国内一貫生産の「メイドインジャパン」でのモノづくりを変わらずに続けています。
熟練の職人が徹底した品質管理のもと、心を込めて丁寧に製品を仕上げています。

木材の仕入れ
ヤマサキでは主にドイツ産のブナ材を使用しています。ブナ材は強度と耐久性に優れ、美しい木目が特徴の木材です。まさに、ベビーベッドに最適です。


木取り
職人による木材の目視確認を行ったうえ、材料を切り分けていきます。ベビーベッド1台あたり、およそ70~80本の部品が必要です。


モルダー通し
モルダーで加工材の幅、厚さを均一に削っていきます。頑丈なベビーベッドを製作するためこれから何度も削る工程はあります。

ホゾ取り・丸穴角穴加工
突起物(ホゾ)のついた部材と木口に角穴のある部材をそれぞれ加工していきます。ベビーベッドの接合部は柵の部分に至るまで全てホゾと角穴による接合です。


曲面・ルーター加工
赤ちゃんが怪我をしないよう気になる箇所は手作業で丁寧に面取りします。曲面や扉開閉のスライド溝などはNCルーターというコンピューター制御の機械で寸分の狂いなく加工します。


研磨
木材の表面をベルトサンダーで研磨します。表面の手触りが滑らかになり、赤ちゃんの手に触れても安全に仕上げます。手作業で細部まで丁寧に仕上げます。

塗装
塗装は部材を1本1本ハンガーに掛け、静電塗装機(で塗装後、研磨をしてさらに塗装します。塗装→研磨→塗装を繰り返すことによって、滑らかで美しい仕上がりになります。


部品組み立て
枠の1枚1枚を手作業で組み立てていきます。


検査
乳幼児用ベッド認定基準に基づいた検査基準に合格しているか、寸法の検査や強度のテストを行います。 安全性こそヤマサキのこだわりです。

梱包・出荷
梱包し、出荷となります。
ありがとう工場長!そしてお疲れ様でした!
工場長が残してくれた最後のメッセージ

このたび2017年12月31日をもちまして、弊社工場長が定年退職いたします。 工場長は45年間の長きに渡り、弊社でベビーベッド製造の現場を引っ張ってくれました。
普段はなかなかお客様と接する機会の少ない工場長の、ベビーベッド作りに対する熱い想いが語られています。よろしければぜひ、ご一読ください。
入社して半年ですべての作業をマスター
まず、入社のキッカケを教えてください
最初、中学出て自動車整備工場に行ったんよ。そこに2年おった。次の仕事探した時、ここの給料が一番よかった、その当時は。