ベビーベッドが必要ないのはどういう時?
ベビーベッドが必要ないのは「1人目(初めて)のお子さん」の場合です。赤ちゃんは生後すぐから1ヶ月くらいまでは1日の大半は眠っています。おなかが空いたり、おしっこやうんちをするとき以外、ほぼ眠っています。しかもとてもおとなしくすやすやと。
新生児の寝かせ方
この期間は殆どの赤ちゃんがベビーベッドに赤ちゃんだけ1人で寝かせてあげていても嫌がることなく、すやすやと眠ってくれます。(逆に言えばこの期間は、赤ちゃんをホコリから守ってあげられたり、おむつ交換をするときに重宝するという点でベビーベッドがあった方が良いと思います。)しかし、1ヶ月を過ぎた頃から赤ちゃんもだんだんと知恵がついてきて、お母さんのにおいやお母さんがそばにいないと(気配がないと)不安に感じて一人ではなかなか寝てくれなくなります。
置いたら泣き出しちゃう子も
抱っこをして左右や上下にゆっくりと赤ちゃんを揺らして寝かしつけ、ようやく寝たのでベビーベッドに置いたとたん泣き出してしまう、それを何度か繰り返してみてもやっぱりベッドの置くと泣き出してしまう...仕方がないので日中は抱っこしたり、少しの時間なら機嫌よく過ごしてくれるバウンサーやベビーラックにのせて、夜は自分のベッド(または布団)で一緒に寝る、というパターンが多いのが実情です。
このようなケースは、特に1人目のお子様の場合に多いようです。(2人目以降の赤ちゃんの場合、お母さんも上の子のことも見なければならないので、「それどころではない!」というのが本当のところかもしれませんが...)
意外と大きなベビーベッド
こういう状況になると、もはやベビーベッドは「赤ちゃんが寝るためのもの」ではなく、ただの「物置」となってしまいます。実際にベビーベッドをベビー用品販売店で見ていただければわかりますがベビーベッドって意外と大きいのです。産まれてすぐの赤ちゃんはとても小さい(身長約50cm生後2ヶ月で60cm前後)のに、ベビーベッドは長さ約120cm、奥行き約70cmもあるのです。(ちなみにベビーベッドのサイズは、一般的なベビー布団の敷き布団サイズ(120×70cm)に合うように設計されています。)
必要なくなり物置に…
寝てくれない赤ちゃんのために、こんな大きなものをいつまでも置いておく訳にはいかない、ということになり、僅かな期間しか使わずネットオークションに出品したり、リサイクルショップに持ち込んで買い取ってもらう、もしくは仕方ないから本当に「物置」として使う...こうなるとベビーベッド本来の用途ではないので「ベビーベッドは必要なかった!」という結論になります。
ちなみに、一般的な意見で「パパ・ママが布団派の場合、ベビーベッドは必要ない」という意見がありますが、個人的にはこれは少し違うと思います。パパ・ママが布団派であっても、赤ちゃんさえベッドを気に入って寝てくれるのであれば、赤ちゃんをホコリから遠ざけてあげることができるのでベビーベッドはオススメです。(いくら毎日お部屋を綺麗に掃除していたとしても、やはりどうしても見えないホコリはたまってしまうので...)