赤ちゃん用の布団が必要かどうか、悩んでいる方は多いかと思います。ネットで検索すると、以下のような意見が多く見られます。
「短い期間しか使わないからお金がもったいない」
「ママの布団で一緒に寝る(添い乳が楽)」
「大人用の布団で寝かせる」
しかし、結論から言えばベビー布団は絶対に用意しなければならないものです。その理由を見ていきましょう。
ベビー布団が必要な理由
うつぶせ寝の危険性
SIDS(乳幼児突然死症候群(Sudden Infant Death Syndrome))というものを知っていますか?
SIDSとは、何の予兆もないまま乳幼児が死に至る、原因不明の恐ろしい病気です。うつぶせ、あおむけに限らず発症しますが、うつぶせ寝の方が発症の危険性が高まります。そのためうつぶせ寝ではなく、できるだけあおむけに寝かせるようにしましょう。
また大人用の敷布団はふかふかで、赤ちゃんにとっては柔らか過ぎる場合があります。柔らかい敷布団は、うつぶせに寝ると顔が埋もれてしまい、鼻や口が塞がれるので窒息のリスクがあります。
大人用の布団で寝かせるのは絶対にNGなのです!あとから後悔しても遅いので、赤ちゃんには赤ちゃん用の安全な布団を用意してあげるようにしましょう。
※参照:消費者庁『赤ちゃん用の寝具に適しているのは、ふかふか? それとも固め?』
掛け布団の危険性
大人用の掛け布団は大きすぎて、赤ちゃんには不向きです。赤ちゃんが自分で払いのけることができないと、鼻や口を覆ってしまい、やはり窒息のリスクがあります。同じことが枕にも当てはまります。
大人用の掛け布団や枕は、赤ちゃんにとってはリスクが大きすぎるのです。
背骨の成長
生後間もない赤ちゃんの背骨は、ママのお腹の中にいた頃と同じで丸い「Cカーブ」を描いています。成長に伴って、徐々に大人と同じ「Sカーブ」に変化していきます。
よく「ベビー布団は硬ければ硬い方がいい」と思っている方も多いですが、決してそういうわけではありません。赤ちゃんの自然なCカーブになれるようにするには、「適度な」硬さが必要になります。
向き癖・頭のゆがみ
向き癖とは、赤ちゃんが寝ているときに頭がいつも同じ方向を向くことを言います。長い時間同じ方向を向くことで、頭のゆがみ(いわゆる絶壁など)を心配されるママもいます。こうした向き癖の予防のために、赤ちゃん用の枕を使うことも一つです。
赤ちゃん用の枕の中には、真ん中がへこんでいて赤ちゃんの自然な寝姿勢をサポートするものもあります。基本的には赤ちゃんが小さいうちは枕は必須ではありませんが、向き癖などが気になる場合はベビー枕を使うことも検討してみてはいかがでしょうか。
※参照:Aimet『向き癖や絶壁、頭のゆがみは放っておいてもいい?』
おすすめ商品
アドレーベベ 洗える組布団11点セット
その名の通り、洗濯機で丸洗いできるベビー布団です。赤ちゃんは大人に比べて体温が高いため、大量の寝汗をかきます。そのため寝具を常に清潔にしておく必要があります。
また、この商品の側生地には「青森ヒバ加工」が施されており、抗菌・防臭・防虫・防カビの効果があります。お肌の敏感な赤ちゃんにもおすすめのベビー布団です。ヤマサキ製の「標準サイズ」のベビーベッドに最適なサイズです。
アドレーベベ 洗える ミニ布団 6点セット
上の商品と同じで、丸洗いのできるベビー布団ですが、サイズが一回り小さく、ヤマサキ製の「コンパクトサイズ」のベビーベッドに最適なサイズです。また6点セットなので、「防水シーツ」や「洗濯ネット」などは入っていませんが、その分価格も安くお求めやすいベビー布団セットです。
コンフェッティキャンディ洗えるOGWガーゼ組布団9点セット
丸洗いできることは共通していますが、オーガニックのガーゼ素材なので吸湿性や速乾性に優れ、お肌の弱い赤ちゃんにも安心です。デザイン、機能ともに優れた枕も特徴。さらにオールシーズン対応なので、長く使用していただけます。
スリーオープンベッド b-sideDX
「赤ちゃんと添い寝(添い乳)がしたいから、ベビー布団を使わない」という意見をよく聞きます。でもそういう方は、添い寝ができるベビーベッドのことをご存じないのかも知れません。
このスリーオープンベッドは、赤ちゃんの両サイドと脚側の3つの柵が開閉します。そのためママのベッドにくっつけて、添い寝をすることができるのです。カラーもナチュラルの他、ホワイト、ダークブラウンの3種類がありますので、お部屋にマッチした色をお選びください。
おふとんサークル
ママがお布団で寝ている方におすすめのベビーベッドが、こちらのおふとんサークルです。添い寝とベビーベッドの両方のメリットがいっぺんに詰まったアイテムで、ベビー布団をご利用の時にぜひ一緒に購入いただきたい商品です。
まとめ
今回はベビー布団のメリットと、おすすめの商品をご紹介しました。いかがだったでしょうか?
もし「短期間しか使わないのに購入するのがもったいない…」とお悩みの方は、実はレンタルという選択肢もあります。弊社のレンタルサイトで、ベビー布団の貸し出しも行っていますので、ご興味がある方はぜひ詳しく見てみてください。
https://ybaby.jp/fs/babybed/c/futon