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赤ちゃんの風邪・感染症対策のために親が知っておくべきこと

寒い季節になると、親として気になるのが子どもの風邪や感染症のこと。赤ちゃんがせきをしたり、熱を出したりすると、つらそうで見てられませんよね。子どもは風邪をひきやすいとは言え、やはりできることなら病気にはなってほしくないものです。

今回は、赤ちゃんの風邪・感染症の対策をまとめてみました。

ウイルスを家に持ち帰らない

赤ちゃんの風邪を予防したいなら、最も気をつけるのがウイルスを持ち帰らないことです。ウイルスは人が媒体になって運ばれるため、家族がしっかり対策をすればリスクを減らせます。
たとえば電車通勤するパパ。特に満員電車の中は色々な菌やウイルスでいっぱいです。いくらマスクをしていても、どうしても持ち帰ってしまいます。また、学校や保育園・幼稚園に通うお兄ちゃ ん・お姉ちゃんも要注意。大勢の人と触れ合うということは、それだけウイルスと接触する機会も当然増えるわけで、赤ちゃんを守るためにも、まずは水際対策をしましょう。

手洗い

手洗い

ウイルスを持ち帰らないためには、しっかり手洗いすることが基本です。ウイルスは、水で15秒間洗い流すことで100分の1に減少すると言います。さらに石鹸やハンドソープを使って10秒間もみ 洗いすることで、実に1万分の1にまでウイルスを減らせるらしいのです。
※参照:新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について(厚生労働省・経済産業省・消費者庁特設 ページ)

アルコール消毒液

上記ページによると、手洗いをした場合はアルコールなどの消毒液を使用する必要はないとのこと。
手洗いだけで十分にウイルスが減っているからです。しかし、手洗いができないような状況ではアルコール消毒液は有効です。アルコールはウイルスの膜を壊すことで、無毒化してくれます。ただしアルコールに過敏な方などもいますので、その点は注意して使用してください。

除菌

どれだけ水際で防ごうと思っても、ある程度はウイルスは室内に入ってきてしまいます。そのため、赤ちゃんが触る身の回りを除菌しておくことも有効です。

熱水

80°の熱水に10分間つけておくことで、ウイルスは死滅します。食器やはしなど、直接口に触れるものなどに有効な方法です。

洗剤

テーブルやいす、床などに付着したウイルスには、家庭用洗剤の成分である「界面活性剤」が効果的です。
アルコールと同じような効果があり、ウイルスの膜を壊して無毒化してくれます。家具用の洗剤はそのまま使用できる場合もありますが、台所用洗剤の場合は薄めて使用するようにしましょう。

その他

市販の塩素系漂白剤の成分である「次亜塩素酸ナトリウム」や、「次亜塩素酸水」なども新型コロナウイルスなどには有効です。
また手軽な方法としては市販の「アルコールシート」を使うという手もあります。赤ちゃんが触れたりなめたりするところは、こまめにこれらで拭き取るようにするとよいでしょう。

換気

新型コロナウイルスなどの対策では、こまめな換気が有効だとされています。厚生労働省が推奨している方法は、風の通り道を作るように2方向の窓を数分間ほど全開にするというもの。
冷暖房が効いている場合は、室温の変化に気をつけながら、1時間に2回以上の換気を心がけましょう。

赤ちゃんも日光は必要

風邪やウイルス対策のために、家の中にいすぎてしまうのはマイナスの影響があります。たとえばビタミンD不足。ビタミンDは、日光にあたることで体内で生成されます。乳児がビタミンD不足に陥ると、「くる病」などのリスクも高まります。地域や季節によっても違いますが、10分〜20分程度は昼間に日差しを浴びるようにしましょう。
※参照:国立環境研究所

まとめ

ここでは簡単に、赤ちゃんの風邪・感染症予防についてまとめてみました。参考になりましたでしょうか。このブログでは、産前・産後のママのために有益な情報をまとめて定期的にお届けしています。もし取り上げてほしい内容や、質問などありましたらお気軽にお問い合わせください。

※ここで取り上げたものは一般的な予防法です。もし病気かなと思ったら、かかりつけのお医者 さんに行って早めに診断してもらいましょう。